東京外国語大学大学院と国際日本学研究院が主催するシンポジウム「国際日本研究-対話、交流、ダイナミクス」は29日、プレ企画として「国際日本研究-過去・現在・未来」を行い、法政大学国際日本学研究所、明治大学国際日本語学部、九州大学人文科学研究院、北海道大学国際本部など諸機関の研究者による講演とパネルディスカッションを行った。
早津恵美子院長は、「2015年4月に設置された国際日本学研究院は日本を起点とする国際的な日本研究の拠点として研究を推進し、次世代につなぐべく人材を育成することを目指しています。しかし『国際』ということをどのように受け取るべきか、これからの道をどのように進むべきか、これらの課題を模索するために、今回の国際シンポジウムを企画しました」と、背景を紹介した。