日本の国立一橋大学で6年間の留学経験を持つ楊副院長は最後に、「しっかりと勉強し、国内外の情勢に関心を持ち、日本で身に付けた知識を利用し祖国のために力を寄与してもらいたい」と留学生たちを励まし、親睦の雰囲気で講演を終えた。
後楽寮留学生事業部の夏瑛部長によると、今回の講演は後楽寮が行う恒例活動「後楽講堂」の一環である。これまでに計59回開催された「後楽講堂」は、同寮留学生事業部が留学生たちの生活を多様化させ、知識を広めるために設立したもので、中日両国の各分野から専門家を招請したり、寮生が講師となり自身の専門研究テーマを講演したりするさまざまな形を通して政治、経済、文化から日本での生活の豆知識に至るまで様々な交流を行う場所である。設立当初から学術サロンの形で行われていたが、最近は特に活発になり、14年9月以降は週に1回行われ、留学生にとっての看板講座となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年2月4日