日本で展示されたクリオネ
横浜の水族館で、職員が貴重なクリオネを展示した。この美しい生物は青い海水と引き立て合い、夢のような美しい光景を織りなしている。
館内の巨大水槽の中では、約1000匹のクリオネが悠然と泳いでいた。水槽の外では見学と撮影に訪れた来館者が集まり、この珍しい光景を楽しんでいた。
雌雄同体のクリオネは貴重な海洋生物で、主に北極や南極など寒冷海域の氷の下で暮らしている。体全体が透明で、水中をゆっくりと漂うため、「空に浮かぶ天使」と呼ばれている。
上述した海域のほか、この生物は北海道でも時々発見される。北海道の静かな氷の下では、無数のクリオネが生息している。この貴重な生物がいかにして生まれたかは、現在も謎のままだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年2月25日