日本政府は一橋如水会館で8日、科学技術振興機構(JST)特別顧問の沖村憲樹氏による、中国国際科学技術協力賞授賞を祝う盛大な祝賀会を催した。自民党の高村正彦副総裁、尾身幸次元財務大臣、科学者の有馬朗人氏ら日本各界から約300人が出席した。
沖村氏は今年1月、中国政府が授与する国際科学技術協力賞を受賞し、外国人としては7人目、日本人としては初の受賞者となった。高村氏は8日の式辞において、「沖村氏は実際の行動で日中両国の科学技術交流に全力を尽くした。中国国際科学技術協力賞の受賞は、その貢献に対する中国政府の積極的な評価だ」と述べた。
環球時報の調べによると、沖村氏は日本技術振興機構(JST)理事長を務め、在任中にJST北京事務所とJST中国総合研究センターを設立し、中日科学技術交流に重要な貢献を成し遂げた。2013年に同機構の特別顧問に就任すると、日本・アジア青少年サイエンス交流計画(さくらサイエンスプラン)を呼びかけ、アジアの青少年の科学技術交流を深めた。中日協力と共同発展の推進に向け、積極的な力を発揮している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年3月9日