南中国海の軍事化、米国が各国を扇動

南中国海の軍事化、米国が各国を扇動。

タグ: 南中国海 軍事化 米国

発信時間: 2016-04-06 10:53:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

地域の緊張情勢を悪化させているのは誰か?日本メディアは5日、日本の潜水艦が15年ぶりにフィリピンに寄港し、中国の行動へのけん制を正式に開始したと報じた。日本は安保法を先月29日に施行すると、直ちに海外での武力誇示の強化を開始した。「米国も南中国海に航空母艦を派遣し、日米共同戦線を張り、緊張情勢を悪化させた」

軍事専門家の張軍社氏は、環球時報に対して「東南アジア諸国の軍事費の増加は、米国のアジア太平洋リバランス戦略によるものだ。米国は南中国海における軍事演習の頻度を高め規模を拡大し、武器を追加配備することで、東南アジア諸国の中国への敵意を煽っている。つまり南中国海の軍事化、緊張情勢は、主に米国の扇動によるものだ。また米国は戦争による金儲けを好み、各国の敵対心を煽ると同時に、米国の軍需産業をけん引し、活路を見出そうとしている」と指摘した。

張氏は、「東欧諸国の軍事費の増額も、米国の需要によるものだ。米軍高官はNATOに便乗し続けるべきではないと何度も強調し、軍事費の増額を求めている」と述べた。

中国社会科学院米国研究所の倪峰研究員は5日、中国の軍事費の増額について「中国は陸地と海上の隣国が最も多い国であり、この具体的な地政学的環境が中国の国防の需要を決めている。中国周辺では確かに、一部の係争が存在している。これらの係争はいずれも中国が自ら引き起こしたものではないが、軍事費を追加する必要がある。また軍人の生活水準を高め、中国の軍備現代化も徐々に実現していかなければならない。これは正常な範囲内の成長だ」と話した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年4月6日

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