中国国家海洋局のウェブサイトで発表された情報によると、中国海警局の巡視船「海警2305」「海警2337」「海警31239」による船隊が24日、中国領・釣魚島(日本名・尖閣諸島)の領海内を巡航した。沖縄県の海域を担当する日本の海上保安本部第11管区は、中国側の3隻の巡視船が24日、釣魚島沖に「侵入」したと発表した。
報道によると、日本側が先に中国の巡視船に「警告」を出し、同海域を離れ「二度と進入しないよう」警告し、中国の巡視船の動向への監視を続けた。日本側によると、中国の巡視船は14日より11日連続で釣魚島沖に「侵入」しているという。
中国外交部の洪磊報道官は先ほど、「中国の釣魚島問題における立場は一貫しており、明確だ。釣魚島及びその付属島嶼は古来より、中国固有の領土だ。中国は国家の領土・主権を守る確固たる決意を持つ。中国の巡視船の船隊による釣魚島の領海内の巡航は、法に基づき主権を行使する公的行為だ。日本側にはいちゃもんをつける権利はない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月25日