日本防衛省統合幕僚監部は22日、領空侵犯の恐れがある中国機に対し、航空自衛隊戦闘機が2015年度に緊急発進した回数が、前年度から107回増の571回だったと発表した。国・地域ごとの公表を始めた01年度以降で最多。共同通信が伝えた。
日本メディアの報道によると、東中国海や沖縄本島と宮古島の間の公海上空を飛行する中国機が多かった。日本防衛省は中国軍の活動状況などを分析しているという。
ロシア機への発進は288回で、情報収集機が多かった。
ロシア・スプートニクは24日、「日本は戦闘機が緊急発進したが、日本の領空が侵犯されることはなかったと協調した。昨年9月15日、国籍と型番を識別できない航空機が、日本の領空に1回進入していた」と報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月25日