中国国際出版集団、日本の特定非営利活動法人「言論NPO」は28日に北京で、「北京―東京フォーラム」ハイレベル協議を行った。双方は第12回「北京―東京フォーラム」を、9月25−28日に東京で開催することを決定した。
双方は第12回フォーラムの議題などをめぐり、意見交換した。フォーラムは「東アジアの平和と世界経済」をめぐり、中日両国の「戦略相互信頼」「相互理解」「安定的発展」「経済協力」について議論する。「政治と外交」「経済貿易」「安全保障」「メディア」「特別」などのサブフォーラムを設ける。また、中日関係について中日両国で世論調査を実施し、フォーラム開催前に結果を発表する。
双方は、フォーラムはこれまでの成功の経験を踏まえた上で、内容と形式の革新(中青年の発言者の出席率を高めるなど)に取り組むべきだとした。また中日双方は各分野、特に経済分野の実務的な協力を強化する提案を行い、フォーラムに両国各界の知恵と共通認識を集め、メディアと世論をリードし、国民感情および両国関係の改善に正しく明快な見解を与える力を発揮させる。
北京―東京フォーラムは2005年より毎年、北京と東京で交替で開催されており、中日両国間のハイレベル民間対話・交流の場となっている。中国国際出版集団、日本の言論NPOは昨年10月、第11回フォーラムを北京で開催した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月29日