メーデー連休中の旅行先、韓国と香港・台湾の人気が二極化

メーデー連休中の旅行先、韓国と香港・台湾の人気が二極化。

タグ: メーデー連休 旅行先

発信時間: 2016-05-03 11:04:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

写真:中国人客で溢れかえる、韓国・ソウルの大型免税店内(1日撮影)

5月のメーデーによる3連休は、アジア太平洋の伝統的な観光シーズンだ。しかし今年のメーデーで、アジア太平洋の各観光目的地の人気には二極化が生じた。

「中国人客が済州島をほぼ占領」「8000人の中国人客が韓国で最大規模のサムゲタンパーティーを開催」中国人客が連休中に韓国に押し寄せ、現地の観光業・小売業の関係者は笑みを漏らした。韓国・聯合ニュースは2日、韓国観光公社が同日発表した報告書を引用し、「韓国はメーデー連休中に延べ6万3000人の中国人客を受け入れる。これは韓国の低迷する小売業に活況をもたらす」と報じた。韓国最大の小売業者であるロッテ百貨店によると、各店舗の銀聯カード、支付宝(第3者決済サービス)による売上は62%増となった。

韓国MBCテレビは2日、観光客を満載した大型客船が連休中、釜山や済州島などを相次いで訪問したと報じた。済州島の城山日出峰、天地淵瀑布などの主要観光スポットと免税店は、ほぼ中国人客に「占領」された。島の3万台のタクシーは、すべて予約された。観光関連産業は喜び、笑みを絶やさなかった。

先ほど発生した熊本地震、最近の円高が中国人客の訪日旅行に一定の影響を及ぼしたが、日本政府は2020年に訪日客を4000万人にするという目標を掲げた。日本政府観光局は、2015年の訪日観光客が延べ約2136万人に達したと発表した。うち中国大陸や韓国など4カ国・地域が7割以上を占めた。中国人客の第1四半期の日本における消費額は、外国人客全体の4割以上を占めた。

一方で、中国大陸部客の伝統的な旅行先である香港と台湾の観光業は、「厳冬」を迎えた。香港・台湾の観光業者は値下げにより客を集めようとしたが、メーデー連休中に台湾を訪れた大陸部客は2割減となり、香港を訪れた大陸部のツアー客は半減した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月3日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。