日本メディアによると、日本の防衛省はロシアのステルス戦闘機を捕捉できる新型レーダーの開発を急ピッチで進めており、試作機材を完成させている。また日本の防衛技術専門家は、ステルス機に対応するミサイル誘導システムの開発に取り組んでいる。同システムはステルス機の動向を予測し、撃墜能力を高める。防衛省技術研究本部は、中ロ両国によるステルス機開発への対応を目的とした。米アビエーション・ウィーク誌は記事に、日本の関連技術の図説を掲載した。攻撃対象は、中国が開発中のJ-20に酷似している。
軍事専門家の杜文竜氏は、次のように分析した。
新型軍機の配備の加速に伴い、日本は中国のJ-20、J-31ステルス戦闘機に備える可能性がある。またロシアのT-50も、対応の範囲内だ。ステルス機に対応するためには、これを捕捉し攻撃するという、2つの重要な難題を解消しなければならない。日本が急ピッチで開発を進めている新型レーダー、ステルス機に対応するミサイル誘導システムは、この2つの難題を解消する。
日本はこのレーダーをスムーズに開発できる可能性がある。米国はすでにステルス機を補足する技術を把握しており、J-20への対応を口実とし、このレーダー技術を日本と共有する可能性も否定できない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月5日