沖縄米軍基地が夜間外出禁止令を出しているにも関わらず、米軍海兵の女が酒酔い運転で怪我をさせた。在日米海軍は6日、すべての海軍兵の飲酒を即時禁止し、外出を制限すると発表した。本部を東京湾の横須賀港に置く第7艦隊を含め、すべての在日米海軍兵が順守しなければならない。
この禁酒令によると、すべての海軍兵は基地内外での飲酒が許されない。居住地と基地間の通勤、日用品の購入、子供の送り迎えなど必要最低限の目的でなければ、海軍兵は基地を勝手に離れることができない。マシュー・カーター海軍少将は、「この禁止令を児戯とすることはない」と述べた。
在日米軍兵が4日、酒酔い逆走事故で再び問題を起こしたことで、日本人の米軍への反感を強めた。米軍はこれにより、上述した措置を強いられた。沖縄県の翁長雄志知事は、米軍が発表した措置は不十分であるとして、「根本的な解決策が必要だ」と述べた。日本の岸田文雄外相は、米国のキャロライン・ケネディ大使に抗議し、米軍の綱紀粛正と再発防止を求めた。
沖縄県嘉手納基地所属の米海軍アイメ・メヒア容疑者(21) が4日深夜、飲酒運転で国道を逆走し、2台の車と衝突した。これにより2人が負傷したが、メヒア容疑者は無傷だった。先ほど大問題になった遺体遺棄事件により、沖縄米軍が1ヶ月の夜間外出禁止令を出している最中だった。沖縄県警は5日、道路交通法違反でメヒア容疑者を逮捕した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月8日