福岡市は創業支援のため、「スタートアップビザ」の発給を開始した。日本人でも外国人でも申請可能で、一連の優遇制度を受けられる。外国人の日本での創業が容易になる。
このビザは特殊で、日本政府が初めて発給を許可したビザだ。このビザを持つ創業者は6ヶ月内に、日本の市場と暮らしを理解できる。ビザは福岡で申請するが、所持者は日本全国で活動できる。
福岡市の高島宗一郎市長は記者のインタビューに応じた際に、「福岡は中国と日本を結ぶ中枢だ。潤沢な資金を持つ大企業は直接東京に行ける。創業や革新を目指す企業ならば、福岡が最適だ。福岡は外国企業の現地での企業・子会社設立を支援するため、事務所の案内、賃料の優遇など一連の措置を講じている。これは福岡の強みだ」と話した。
福岡はどのような中国企業を歓迎しているのだろうか?福岡市上海事務所の奥田聖所長は記者に対して、「都市の特徴を見ると、福岡はIT産業とデジタルコンテンツ産業の発展に力を入れてきた。情報通信技術、機械設計などの産業が注目されている。また健康、医療、物流産業なども申請可能だ。外国企業が福岡市に進出する場合、規模や投資額などの制限を受けない。補助金を申請するならば、一定の規模と従業員数が必要だ。条件に合致する企業は、事務所賃料の補助のほか、従業員数に応じた補助を受けられる」と説明した。
例えば中国企業が福岡に拠点を設立し、日本で初の事業を展開する際、60平方メートルの事務所を借り、正社員が3人いるならば、事務所の年間賃料の4分の1に相当する補助金を受けられる。正社員やその他の従業員を1年間継続して雇用した場合、1人当たり最高50万円の補助金を受けられる。また初めて日本に進出する場合、福岡市は企業登録にかかる経費の2分の1を負担する。
日本企業(中国)研究院の陳言執行院長は記者に対して、「保守的で排他的な日本の大都市と比べ、福岡は寛容的だ。中国企業が福岡で投資する場合、先に日本の小企業の買収に着手すると良いかもしれない」と指摘した。
変わった模様のペット犬、ネット上で人気者に
芸能界の世代交代は激しいが、それはワンちゃんも例外ではない。20日付英デイリー・メールによると、米ノースカロライナ州の「ノーマン」と呼ばれるペット犬が、目の周りに墨で丸く塗ったような模様を持つためネット上で大人気となり、無数のファンを魅了しているという。
ノーマンは2ヶ月前、現在の主人に引き取られた。主人がインスタグラムでノーマンのアカウントを作成すると、6週間内に1万1000人以上のフォロワーの目に留まった。ノーマンの「セクシーポイント」は墨で丸く塗ったような模様があるかわいらしい大きな目で、見ていると力が抜けそうになるほどだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月23日