日本は第二次大戦中、中国の南中国海島礁を占領した。第二次大戦後、中国は南中国海諸島を取り戻し、主権の行使を再開した。日本の南中国海事業への介入は、第二次大戦の成果への反対だ。中国人はこれを絶対に認めない。
日本の鳩山由紀夫元首相は16日、世界平和フォーラムに出席した際に、「日本はかつて南中国海の島嶼を占領しており、南中国海仲裁案で不適切な介入を行った。日米は静観するべきであり、中国とフィリピンに仲裁結果を受け入れるよう圧力をかけるべきではない」と述べた。
【リスク管理の徹底】
安倍政権の改憲という狂気じみた企みについて、東京財団研究員、元海上自衛官の小原凡司氏は反対し、「学界の多くの人が安倍首相の改憲に反対しているが、最後に決定を下すのは政府だ」と述べた。
小原氏は日本の一般人について「彼らは隣国との領土問題ではなく、自分たちの生活に関心を寄せている。現在の中日関係が冷え込み、悪化していることに、私たちも非常に失望し辛い思いをしている」と話した。
この数ヶ月に渡り、東中国海で中日の軍艦と軍機の摩擦が発生していることについて、小原氏は「両国は誤解をとき、両国防衛部門による海空連絡メカニズムの交渉を早期開始するべきだ」と呼びかけた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月19日