東京地方裁判所は19日、靖国神社のトイレで爆発が発生した事件について、韓国人の全昶漢(チョン・チャンハン)被告に懲役4年の判決を言い渡した。全被告は2015年11月23日に靖国神社に侵入し、火薬を詰めた金属パイプをトイレ内で燃やし、天井を破壊した。全被告はさらに2015年12月、韓国から火薬を持ち込み日本に再入国した。
東京地方裁判所は今年6月より、事件の審議を開始した。全被告は建造物損壊罪などに問われ、法廷で罪を認めた。検察側は全被告の行為は「危険な考えに基づくテロ行為」であるとし懲役5年を求刑したが、裁判所は判決の際に「テロ」という表現の使用を避けた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月20日