南中国海問題、日本は反省しなければさらに孤立=外交部

南中国海問題、日本は反省しなければさらに孤立=外交部。

タグ: 外交部,日本,南中国海

発信時間: 2016-07-29 10:00:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国外交部の陸慷報道官は28日、「南中国海問題において、日本が冷静になり、なぜ自国が極少数になったかを真剣に反省することを願う。日本側が間違った道を歩み続ければ、失望が膨らみ自ら孤立を深めるだけだ」と述べた。

記者からは、「日本の一部メディアは東アジア協力の一連の外相会議の終了後、中日双方は南中国海問題で平行線をたどったが、日本は今後国際社会と協力し、中国に国際法の遵守と南中国海の仲裁結果の受け入れを求めていくと報じた。中国側はこれについてどのように論評するか?」という質問があった。陸報道官は次のように回答した。

我々は日本の一部メディアによるそのような論評、それから東アジア協力の一連の外相会議後の日本政府側の態度についても留意している。私は日本の一部の人に対して、日本側は南中国海問題において中国側と平行線をたどっているのではなく、実際には孤立を深めながら国際社会の多数の国と平行線をたどっていると注意したい。

今回の東アジア協力の一連の外相会議後、中国とASEAN諸国は南中国海問題を一日も早く対話と交渉による係争解決の軌道に戻すことで一致した。中国とASEAN諸国は特に、「南中国海各方行為宣言」の全面的かつ効果的な履行に関する共同声明を発表し、双方の南中国海問題の処理に関するコンセンサスをさらに明確化した。つまり南中国海地域に存在する具体的な係争に関しては、直接的な当事国が対話と二国間協議によって平和的に解決し、地域の安定は中国とASEANによって守られるべきということだ。今回出席した圧倒的多数の国がいわゆる仲裁案を取り上げず、南中国海問題を一日も早く沈静化させるべきだと主張し、関連する当事国の直接的な協議と交渉により係争を解決することに賛同した。

我々はこれまで、いわゆる仲裁案の結果が出たあと、日本がどの国よりも興奮していると指摘したことがある。我々にとって理解し難いことに、国際社会の多数のメンバーのこれほどはっきりした態度、当事国を含む南中国海沿岸諸国の積極的な協力の精神を前にしながら、日本側の一部の人は依然として自分の妄想から覚めようとしていない。悲しみ極まっても諦めきれないように見える。

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