阿尾博政
中国外交部は30日、中国側の関連部門が先ほど、中国の国家安全を脅かしたとされる日本人の審査を行い、関連する情報を在中国日本国大使館に報告したと発表した。中国側はこの日本人の身分について明かしていない。
しかし日本メディアは先ほど、日本政府の高官が28日、日中友好交流団体の関係者である日本人の男が、中国の関連部門に拘束されたと報じていた。
マジで?日本人スパイが中日友好交流団体に紛れ込んでいたって?多くのネット民は驚きとショックを示している。友好はどこに行ってしまったのだろうか?
この情報に間違いがなかったとしても、驚くには値しない。中国に浸透する「中国通」の日本人スパイは、これまでもいたからだ。
最も有名なのは中国に37年間潜伏していた日本人スパイ、日台経済人協会理事長の阿尾博政だ。彼は経済学者として中国に潜入した。
中国政府の関係者からの紹介により、阿尾は交流のため部隊を訪問し、多くの軍事施設と武器を目にした。彼は部隊の人員に記念撮影を求め、中国の当時最新鋭の軍用車両を撮影し、かつ中国南方の某空港における最新の戦闘機に関する情報を探った。報道によると、阿尾は1982年より陸上幕僚監部に、中国に関する150編の報告書を提出している。阿尾は2009年、スパイの経歴に関する本を出版した。
近年多くの日本人スパイの存在が明らかになっている。スパイは手広くさまざまな情報を入手している。ここからは過去のスパイを振り返り、機密意識を高めていこう。