日本の安倍晋三首相が新たな閣僚リストを公表すると、「タカ派」と呼ばれる稲田朋美氏の防衛大臣就任が懸念されるようになった。時事通信の4日の記事によると、米国務省のトナー副報道官は3日の記者会見で、稲田氏が今月靖国神社を参拝するかと質問された際に「癒やしや和解を促進するようなやり方で歴史問題に臨むことの重要性を引き続き強調する」と述べ、慎重に対応すべきだという立場を示した。
4日付朝日新聞によると、稲田氏はこれまで毎年8月15日の終戦記念日に靖国参拝を欠かさず参拝していた。しかし4日に「例年同様参拝するか」と質問された際には明確な態度を示さず、「中韓との協力が重要だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年8月5日