日本天皇が退位の意向 改憲に不利と右翼が懸念

日本天皇が退位の意向 改憲に不利と右翼が懸念。 明仁天皇に「生前退位」の意向があるという情報は、日本の政界から懸念された。一部の保守派は、天皇退位に関する議論は、保守派が反対する女性の皇位継承の話題などにも広がる可能性があると判断している…

タグ: 明仁 天皇 生前退位 平和憲法

発信時間: 2016-08-09 15:58:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

明仁天皇に「生前退位」の意向があるという情報は、日本の政界から懸念された。一部の保守派は、天皇退位に関する議論は、保守派が反対する女性の皇位継承の話題などにも広がる可能性があると判断している。

日本の皇室典範によると、男性のみが皇位を継承できる。皇太子徳仁と雅子妃には娘がおり、第二皇子の秋篠宮文仁親王と紀子妃には天皇の孫に当たる悠仁親王がいる。そのため皇位継承順は、徳仁、文仁、その子の悠仁の順となる。愛子内親王など女性の皇室関係者は、継承者とはされない。

また別の右翼は、天皇退位に関する議論で政治の労力が費やされ、安倍首相が改憲に専念できなくなると懸念している。

日本メディアは専門家の話を引用し、天皇は政治に参与できないが、平和憲法を長年に渡り尊重してきた明仁天皇が、退位によって安倍首相の改憲の努力に「ブレーキ」をかけようとしたかもしれないと推測した。

明仁天皇の学友、皇室に詳しい橋本明氏は、明仁天皇が退位の考えをほのめかした目的は、皇室の将来に精力を注がせることで、平和憲法の改正に関する議論を先延ばしさせることかもしれないと述べた。「天皇は戦略的な思想家で、熟慮を踏まえた上で計画を立てることが多い。平和問題において、天皇は断固たる立場を持つ」

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月9日

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