現地時間21日、リオ五輪が順調に幕を閉じた。これは五輪が「東京時代」に入ったことを意味する。
中国代表は金26枚という成績で、46枚の米国との差を20枚に広げたばかりか、金メダル総数2位という地位を4大会ぶりに明け渡した。しかし中国代表はリオよりも東京の方が有利であり、中米の争いが依然として「主旋律」を奏でることになりそうだ。
新人が東京で活躍へ
リオ五輪に出場した中国代表のうち、五輪初出場の「新人」が73%を占めた。リオ五輪という試練において、これらの新人は多くの見せ場を作った。その金メダル獲得数は、中国代表の半数に達する。
重量挙げでは、金5枚中4枚が新人によるものだった。飛込み中国代表の場合、過半数を占める新人が金8枚中7枚を獲得した。うち女子10m高飛込みで金メダルを獲得した任茜は弱冠15歳で、中国スポーツ界初の2000年以降生まれの五輪金メダリストとなった。
中国代表が初日に金メダルなしでつまずくと、張夢雪が重圧を押しのけ射撃場で中国初の金メダルを撃ち落とした。趙帥は中国初の男子テコンドー五輪金メダルをもたらし、鐘天使は「自転車王国」初の自転車競技五輪金メダルを手にした。
これらの若い力は4年後、選手生活の成熟期、黄金期を迎える。東京五輪は彼らが輝きを放つ舞台になるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月22日