王毅外交部長は東京で24日、自民党の二階俊博幹事長と会談した。
王部長は「中日関係は進まなければ後退するという、重要な段階に差し掛かっている。双方は4つの政治文書を着実に遵守し、両国関係の政治的基盤を固め4つの原則的共通認識を実行し、現在の食い違いを適切にコントロールするべきだ。これを踏まえた上で、中日国交正常化45周年、中日平和友好条約締結40周年の必要な条件を整えていくべきだ」と表明した。
「二階氏は中日関係の発展の複雑な移り変わりを経験してこられた。二階氏が日本各界の友好関係者と共に、中日友好の伝統を継承し、民間交流・地方交流・政党交流という3つのエンジンを再稼働させ、中日友好の積極的なエネルギーを集め、各方面からの干渉を取り除き、中日関係の健全的かつ安定的な発展に新たな貢献を成し遂げることに期待する」
二階氏は王部長の発言に完全に賛同し、「私は昨年、日本各界の3000人を率いて訪中したが、習近平主席から親しく迎えていただいた。習主席が同日発表した談話は、両国民の間で大きく積極的な反響を呼んだ。日中関係は日本の未来の発展にとって極めて重要だ。双方は民間・政党・友好都市・若者・観光などの分野の交流を強化し、両国の国民に日中友好協力の積極的な姿勢を示し、両国関係の改善と発展を力強く推進するべきだ」と述べた。
双方はさらに、中日関係の関連問題について意見交換した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月25日