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発信時間： 2016-09-02 15:41:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

世界の大多数の国と比べ、日本の食品は安全で、社会の治安が良く安心でき、社会保障制度も整っている。一般人はやや不満があったとしても、それほどひどい印象は受けないはずだ。ところがこのほど、日本、インド、インドネシアの調査機関が共同実施した世論調査によると、日本人のうち「幸福で自信がある」と回答した人の比率はわずか2割で、インドとインドネシアの6割を大きく下回った。日本新華僑報が伝えた。

これほど低い幸福・自信指数に対して、日本のネットユーザーはさまざまな反応を示している。ある人は民族的な性格のせいだとしている。日本人は控えめなので、過度に悲観的になり、幸福感が生まれないというのだ。またある人は地理的要因を挙げ、独特な島国文化と自然環境により、日本人は未来よりも現実を重視し、憧れに危機感が勝っていると主張した。

しかしながら近年のさまざまな現象を見ると、悲観的な日本人が増えているのも否定できない事実になっている。上述した調査は紛れもなく一枚の鏡であり、一部の「愛国者」の過激な反応は、同問題が日本人の痛いところを突いたことを如実に反映している。

まず、社会に人がいない。少子高齢化が進み、日本社会全体が人口問題を恐れている。上述した調査では、「悲観的」と答えた理由について「高齢化や人口減少に対して有効な対策が提示されていないから」とした人が84.7％に達した。腕の良い料理人でも、食材がなければ料理できない。ロボットが完全に人の代わりになるのはまだ遠い先の話であり、今の人類社会から人が失われれば未来などあろうか。国、社会、家庭に未来がなければ、国民は幸福だと感じるだろうか。

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