安倍政権は国民の生命を危険にさらす
安倍晋三首相は12日、自衛隊高級幹部に対する訓示の中で、安保法と新日米防衛協力ガイドラインが実質的な運用の段階に入る時が来たと語った。防衛省は現在、11月に南スーダンに赴いて平和維持活動に参加する次の日本陸上自衛隊施設部隊に対し、安保法の新たな任務「駆けつけ警護」を適用し、自衛隊が比較的離れた地区において武装勢力に襲撃された他国の兵士を救援することなどを許すことを検討している。この行動のための実戦訓練もすでに展開されている。経済が不景気に陥っているにもかかわらず、日本の2017年度の防衛予算は連続5年の拡大となり、5兆円を超えた。
参院選挙で野党の統一候補となったこともある崛越啓仁氏は群馬県での安保法採択一周年の抗議集会で、「過去の戦争は、武力では平和をもたらすことができないことを証明している。安保法案は、国民の生命を危険にさらすものだ」と抵抗を呼びかけた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年9月22日
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