安倍氏が李総理と立ち話、日本メディアが注目

安倍氏が李総理と立ち話、日本メディアが注目。

タグ: 安倍首相,李克強総理,国連総会

発信時間: 2016-09-23 14:27:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の安倍晋三首相は21日、ニューヨークの国連総会の会期中に自ら機会を作り、中国の李克強総理と「立ち話」をした。

NHKは22日、李総理が21日に国連総会の一般討論演説を終えると、安倍首相は自ら李総理に歩み寄ったと報じた。両氏は通路で人に囲まれ数分間立ち話をしたという。読売新聞によると、安倍首相は数分間の立ち話で、朝鮮への制裁強化を巡り国連安保理で中国と緊密に協力したいと表明した。李総理は、北東アジア問題で日本と協力したいと応じた。安倍首相は年末に日本で開催を予定している中日韓首脳会談について触れ、李総理の訪日に期待感を示した。

日本経済新聞によると、米日韓は国連総会という場を借りて朝鮮への制裁を推進し、「朝鮮包囲網」を構築しようとしている。しかし国連安保理常任理事国で、朝鮮の対外貿易の9割を占める中国の支持がなければ、制裁に実質的な効果は備わらない。そのため日本は中国を「朝鮮包囲網」に抱き込もうと全力を尽くしている。

安倍首相は最近、多国籍による多くの外交の場において、中国の首脳との「立ち話」の機会を積極的に模索し、作り出している。モンゴルで開かれたアジア欧州会合の会期中、安倍首相はASEAN・中日韓(10+3)首脳会議で、李総理のそばに姿を現した。

中国社会科学院日本研究所の学者である盧昊氏は22日「安倍首相は最近、中国の首脳と積極的に立ち話をし、中国を抱き込むような姿勢を示している。日本は朝鮮の核問題など、日本が関心を寄せる問題をめぐり中国との交流を強化し、さらには中国の態度に影響を及ぼそうとしている。それと同時に日本はメディアに働きかけ、朝鮮の唯一の後ろ盾は中国、朝鮮問題の解決の鍵を握るのは中国とし、朝鮮問題を利用し中国への圧力を強めている。安倍首相は立ち話により、日本が対中関係の改善に積極的に取り組んでいるという姿勢を示した。しかしこれは対外的に姿勢を示し、戦略的・道義的な主導権を握るためだ。中日関係の実質的な改善について、日本は実際には過度な期待を抱いていない。日本は4つの原則的共通認識に回帰し、真の戦略的互恵を出発点とし、摩擦を減らし中国側の取り組みと向き合うべきだ」と指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月23日

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