中国人海外旅行者は今年の国慶節(建国記念日)から、ミュンヘン空港や東京・成田国際空港、大阪・関西国際空港など世界の10大空港での買い物の際、決済サービスの「支付宝」(アリペイ)を利用した支払いができるようになる。「支付宝」は26日、「未来旅行者空港計画」の始動を宣言した。旅行者は将来、海外の空港でさらに、「支付宝」を通じたフライト情報の通知、空港内のナビゲーション、電動カートの配車などのサービスも受けられるようになる。
紹介によると、「支付宝」と今回協力する10カ所の海外空港は、ミュンヘン空港、シンガポール・チャンギ国際空港、東京・成田国際空港、大阪・関西国際空港、ソウル・仁川国際空港、オークランド空港、バンコク・スワンナプーム国際空港、香港国際空港、台湾桃園国際空港、マカオ国際空港。旅行者が空港に入ると、「支付宝」は、それぞれの好みをビッグデータで分析し、関連する優遇情報をプッシュで旅行者に提供し、さらに位置情報を利用して付近の飲食店や商店がどこにあるかを教えてくれる。消費して支払いをする際には、旅行者は、携帯電話などの「支付宝」アプリで直接支払うことができ、便利でスピーディーな上、外貨両替やお釣りの受け取りなどの面倒も省くことができる。将来的には「支付宝」はさらに、携帯電話での搭乗手続きやWi-Fiへの連結、空港内のナビゲーションなどさらに多くのサービスに対応していく計画だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年9月29日