BBCの報道によると、日本の完璧過ぎる少女が近ごろ注目を集めている。次世代女性スターの「Saya」である。しかし、彼女は普通のスターと異なり、東京のコンピュータ実験室で生まれたCGキャラクターである。
「Saya」を作った石川さん夫妻によると、彼女を見た人たちから「どこかで会ったことがあるような感じ」や「知り合いに似ている」などの声が多くあった。
このリアルな女子高生の画像は2015年にインターネットに登場。最初、「コンピュータでどこまでリアルに作れるか」が討論された。「Saya」の少し曲がったネクタイ、厚めの前髪、そばかす、少し口を尖らせた様子は、ネットユーザーを「本物ではないか」と思わせた。
「Saya」の体も世界を驚かせるほど細かく設計されている。ネットユーザーは、「実際の人にしか見えない」、「声が聞きたい、動くところを見たい」などと書き込んだ。
「Saya」は静止画像だけだったが、石川さん夫妻によって動く様子も作られている。奥さんは、「最大の難点はどのように自然な動きをさせるか」と話す。夫妻は、「Saya」がいつか人と交流したり、感情表現を必要とする人のために役立つことを望んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年10月10日