安倍氏が靖国に供物を奉納、なぜこの時期に?

安倍氏が靖国に供物を奉納、なぜこの時期に?。

タグ: 安倍 靖国 真榊

発信時間: 2016-10-18 14:23:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の安倍晋三首相は17日午前、「内閣総理大臣」として、靖国神社に「真榊」と呼ばれる供物を自費で奉納した。安倍内閣の潮崎恭久厚生労働大臣、大島理森衆議院議長、伊達忠一参議院議長らも同日、靖国神社に供物を奉納した。

安倍首相はなぜこの時期に靖国神社に供物を奉納したのだろうか?供物の奉納のみで参拝しなかったことには、どのような政治的狙いがあるのだろうか?

元新華社駐東京分社記者の馮武勇氏は、「春季・秋季例大祭に供物を奉納するのは、安倍首相の慣例で、靖国参拝が批判を浴びてからこの手法をとり続けている。これは日本国内の保守勢力と右翼政治家の需要を満たし、歴史問題で、特に海外の物議を醸すことを回避できる」と分析した。

右翼女性政治家の稲田朋美氏が防衛大臣就任後に靖国神社を参拝するかが、今年の注目点になった。稲田氏は日本の政界で極端な保守的立場で知られ、毎年の春季・秋季例大祭で靖国神社を欠かさず訪れる。稲田氏は安倍内閣の行政改革担当大臣に就任していた際にも、靖国神社を参拝していた。稲田氏は今年4月、自民党政調会長として複数の自民党議員と靖国神社を参拝した。

しかし稲田氏は、防衛大臣に就任してから初の「参拝日」である今年8月15日に、ジブチの自衛隊を視察するため出張した。これは意図的に参拝問題を回避したとみなされ、防衛大臣就任中に靖国参拝を避けるという憶測を呼んだ。

アナリストは、「稲田氏は最近の国会答弁で散々な目にあっており、さらに参拝すれば厄介なことになる。稲田氏が軽率に参拝する可能性は低い」と指摘した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年10月18日

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