日本の国会議員85人が18日午前、第二次大戦のA級戦犯が祀られている靖国神社を参拝し、中韓から批判を浴びた。中国外交部の華春瑩報道官は18日、「中国側の靖国神社問題における立場は明確であり、一貫している。我々は日本の政治家が正しい歴史観を持ち、アジアの隣国との和解の実現、相互信頼の促進に資することを願う」と述べた。
靖国神社の秋季例大祭は今月17日から4日間行われる。毎日新聞によると、日本の超党派議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の85人が参拝した。うち自民党議員が72人、民進党が5人。内閣からは文部科学副大臣、内閣府政務官ら5人が参拝。共同通信によると、今年の参拝者数(85人)は昨年の71人を上回る。安倍首相が参拝せず供物を奉納したことについて、尾辻秀久会長は「他国との関係に配慮したのであれば、亡き人は理解するはずだ」と述べた。
ラジオ・フランス・アンテルナショナルは18日「中国の巡視船4隻が釣魚島の海域に入り、日本の議員による靖国参拝に抗議した。中国国家海洋局が同日、自ら公式サイトで発表した情報によると、中国海警局の巡視船(2306、2308、2102、31239)による船隊が釣魚島の海域内を巡航した。日本メディアはその後、中国の巡視船が釣魚島の海域に『侵入』したと報じた」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月20日