日本共同通信社は25日、日本自民党がすでに、党則を改正し、党首の任期の上限を現在の連続2期6年から連続3期9年に延長することをほぼ確定したと伝えた。党則改正は、安倍晋三氏の首相と党首の任期を2021年まで延長するための地ならしとなる。
共同通信によると、安倍氏は現在、自民党内で絶対的な主導権を掌握しており、自民党内では安倍氏に頼る傾向がますます際立ってる。「ポス安倍時代」の党首候補と見られていた石破茂氏や岸田文雄氏らもこうした大勢を前に沈黙している。日本の各政党の中で連立与党が明らかな優位にあり、野党がますます弱まっていることを考えれば、自民党が与党のポジションを確保し続ける可能性は高い。安倍氏が2018年の首相と党首の任期の後もこのポストに留まり続ければ、安倍氏は、冷戦後の日本の首相の中で任期最長の首相となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月26日