魅力失う日本の外国人労働者市場、政府対策も“空振り”か

魅力失う日本の外国人労働者市場、政府対策も“空振り”か。 多くの外国人労働者にとって、かつて日本は悪くない目的地であった。環境が清潔で、サービスも行き届いた日本には多くの中国人観光客が買い物や観光に訪れた…

タグ: 日本,魅力,中国人,研修生,アルバイト

発信時間: 2016-11-05 11:03:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

【冷遇されるアルバイト】 

日本政府はあらゆる手を使って、外国人研修生を日本に留まらせたり増やそうとしているが、中国人にはほとんど効果がない。 

山東省のある外国労働業務に携わる業界関係者は「現在、日本向け労働者のマーケットはよくなく、人集めが一段と困難になっている。国内の給料が上がっており、同じ給料なら皆国内で働く傾向がある。若い人は田舎で苦労した方が外国に行くよりいいと思っている」と話す。 

このことは数字に表れている。法務省の統計によると、2015年末の日本の外国人技能研修生は19万2655人と前年に比べて14.9%増加した。そのうち中国人研修生は8万9086人と46.2%を占めた。2014年末には、中国人研修生の数は10万93人と全体の50%近くを占めていた。中国人研修生は数と全体に占める比率も徐々に低下しつつある。日本でのアルバイトは“おいしい食事”から“冷や飯”へと変わった。 

先の関係者は「たとえ介護資格を開放したとしても、日本で働こうというブームが起きることは考えにくい。専門技能を身につける必要があるし、日本語の能力も求められる。中国国内でもやりたがる人はいないのに、日本でそれをやる人を見つけるのは至難の業である」と話す。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月5日

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