江歌さんが借りていたアパートを調べる警察
11月3日未明、中国の女性留学生・江歌さんが日本で殺害され、事件から5日経つが容疑者はまだ捕まっていない。江歌さんの母親はミニブログに「犯人は江歌と同居する女性が以前付き合っていた男性ではないか」と書き込み、その女性・劉鑫さんに議論が集中している。
8日、劉鑫さんは江歌さんが殺害された時の状況を初めて記者に明かし、「誰が殺害したのか知らない」と語った。
事件前後の状況
3日未明、中国の女性留学生・江歌さんが東京都中野区のアパートで殺害された。警察によると、江歌さんは頭部を刺され、傷口は10センチに達していた。事件発生の15分前、彼女はアパートの外に不審な人物がいると通報したが、警察が駆けつけると血まみれの江歌さんが倒れており、病院に搬送後に死亡した。
殺害された江歌さんは青島市出身、法政大学の大学院生。彼女は劉鑫さんという女性と東京都中野区中野6丁目にあるアパートで一緒に暮らし、事件前日の2日午後、2人はアルバイトに出かけていた。
アパートの管理人は警察に対し、2日午後4時頃に江歌さんが住む2階から叫び声が聞こえたと話した。日本語ではなかったため内容は聞き取れなかったという。