日本華字紙「新華僑報」は11月15日、北海道運輸局が発表した2016年4~6月の北海道宿泊旅行者数統計調査について報じた。宿泊者総数は昨年同期比で4.6%増となる743万人となった。うち外国人宿泊者数は14.8%増の122万人だった。増加を続けているものの、昨年同期の6割増と比較すれば伸びが鈍化している。外国人観光客の中では中国人が最も多かった。
日本メディアによると、日本の総宿泊者数は前年より2.0%減の1億1159万人だった。都道府県別にみると、東京、大阪に次いで北海道が3番目に多かった。
日本全国の外国人宿泊者数は1854万人。東京、大阪、京都、沖縄に次ぎ、北海道が5番目に多かった。
北海道の外国人宿泊者は、台湾が28万2890人で最も多かったが0.4%減だった。中国大陸は23万6010人で11.5%減。その理由について北海道運輸局は「具体的な原因はわからないが、おそらくこれまでの増加率が高かったため、ひと段落の時期にあるのだろう」と述べる。
また、定期便の就航が功を奏し、韓国の宿泊者が37.6%増の12万8440人となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月18日