日本人俳優の阿部寛は、陳凱歌(チェン・カイコー)監督がメガホンをとり染谷将太が主演を務める映画『空海 KU- KAI(原題「妖猫伝」)』に遣唐使・阿部仲麻呂役で出演する。『妖猫伝』は日本の小説『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』をもとにした作品で、中日が共同制作し、制作費は150億円に上る。遣唐使・空海が白楽天と共に謎に直面し、717年に唐朝を訪れた遣唐使・阿部仲麻呂の足跡を偶然見つけるというストーリー。染谷将太が空海役、黄軒(ホアン・シュアン)が白楽天役を演じる。
同作への出演について、阿部寛は「今回中国を訪れ、私は阿部仲麻呂、染谷将太さんは空海を演じる。1300年前の歴史的人物であるこの2人に敬意を持っており、出演できることをうれしく思う。精一杯がんばりたい」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月24日