プーチン大統領訪日を前に日本が期待値を下げているのはなぜか

プーチン大統領訪日を前に日本が期待値を下げているのはなぜか。 ロシアのプーチン大統領は15日に訪日する。ロシア大統領の訪日は11年ぶりとなる。安倍内閣は、今回の訪問に大きな希望を託している。プーチン大統領の「領土問題における柔軟な態度」を勝ち取るため、一連の型破りな措置を採り、両国の領土問題における行き詰まりを突破し、日露平和条約の締結にこぎつけようとしている…

タグ: プーチン 訪日 領土 北方四島

発信時間: 2016-12-13 17:37:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ロシアのプーチン大統領は15日に訪日する。ロシア大統領の訪日は11年ぶりとなる。安倍内閣は、今回の訪問に大きな希望を託している。プーチン大統領の「領土問題における柔軟な態度」を勝ち取るため、一連の型破りな措置を採り、両国の領土問題における行き詰まりを突破し、日露平和条約の締結にこぎつけようとしている。

安倍首相は「兄貴分」である米国のオバマ大統領の説得にもかかわらず、ロシアに繰り返し足を運び、プーチン大統領と「膝を交えて語り合った」。安倍首相は、プーチン大統領に対する4回の訪問によって、プーチン大統領の1回の答礼訪問を勝ち取った。現代の国際交流に新たな道を開くもので、プーチン大統領へのその飽くなき追求は際立っている。

両国の経済協力を強化するため、安倍首相は、世耕弘成経済産業相を日本政府の「ロシア経済分野協力担当相」として特別に任命し、ロシアとの経済協力の推進を担当させている。日本の国政において初めての措置である。安倍首相はさらに、ロシアに対する8項目の経済協力プランを打ち出した。大型の経済協力をえさに、プーチン大統領の領土問題での立場を軟化させようという意図がうかがえる。

訪問凖備が進行する中、日本メディアは一時、北方四島返還問題を一方的に盛り上げていった。その想像力の豊かさは理解に苦しむほどのもので、各種の返還プランが次々に提示された。日本に4島すべてを返還、日本とロシアがそれぞれ2島ずつ、日本に3島とロシアに1島、4島の主権は日本に返すがロシアが50年管理などさまざまである。

だがプーチン大統領は、リマでのAPECサミット期間に安倍首相と会談した後の記者会見で、南千島群島はロシアの領土であり、日本とは島での「共同経済活動」を望んでいると語った。ロシア国防省はその後さらに、南千島群島中の国後島と択捉島にすでに、地対艦ミサイルシステムの「バル」と「バスチオン」を配備したことを宣言した。ロシアが切ったこれらのカードは、安倍首相を夢から覚ますものとなった。

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