日本の新しい血液型、福島原発事故とは無関係=専門家

日本の新しい血液型、福島原発事故とは無関係=専門家。

タグ: 新しい血液型,福島原発事故,遺伝子

発信時間: 2016-12-15 13:15:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本人科学者が2種の新しい血液型を発見したという情報を、複数のメディアが相次いで転載した。既知のA、B、O、AB型と完全に異なる、ランジェレイス(Langereis)、ジュニア(Junior)と呼ばれる血液型だ。この現象は福島原発事故と関係している可能性があるという。また報道によると、この影響はすぐにも世界に及び、十数種の新たな血液型が生まれる可能性があるという。

記者はこのほど、血液研究の専門家を取材した。専門家は、放射能により赤血球の遺伝子変異が生じ、血液型の変異により新たな血液型が生まれる可能性があると表明した。しかし日本でこの2種の血液型は初めて発見されたわけではなく、放射能漏れとは関係がない。

人類の血液型はさまざまで、非常に複雑だ。私たちがよく口にするA、B、O、ABという4種の血液型は、ABO式血液型と呼ばれる。中国医学科学院血液病医院輸血科主任の周雪麗氏は取材に応じた際に、「すでに発見されている血液型は36種に達し、その中でも異なる亜型がある。ただそのうちABO式は最も早く発見され、人類に最も大きな影響を及ぼしている」と指摘した。

解放軍第302医院輸血科副主任医師の馮艶青氏は「血液型は血液の成分(赤血球、白血球、血小板)表面の抗原の種類を指し、いずれも異なる染色体の遺伝子によって決まる。よく見られるABO式の他にも、RH、MNS、KELなどの血液型がある」と述べた。

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