福島の津波から5年 親が今も帰宅困難区域で娘を捜索

福島の津波から5年 親が今も帰宅困難区域で娘を捜索。

タグ: 福島の津波

発信時間: 2016-12-21 13:48:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

イギリスの『デイリー・メール』の12月19日の報道によると、日本の福島県で壊滅的な津波が発生してから、多くの親が狂ったように我が子を探している。災害から5年が経った今も、廃墟の中で子どもの行方を探す親がいる。

地震に伴う津波は、木村紀夫さんが暮らしていた町から全てをさらっていった。彼はこの津波で妻、父、7歳の娘の汐凪(ゆうな)ちゃんを失った。

津波発生後すぐに木村さんの妻と父の遺体は見つかったが、娘だけは町の住民で唯一見つかっていない。木村さんは「あきらめずに娘を捜索し続ける」と話す。

50歳の木村さんは、放射線を浴びる危険を冒して廃墟の中で娘を探し続けている。これらの化学物質は周りの浮木、コンクリート、電信柱、鉄筋、被害者の衣服などにもついている可能性がある。

木村さんは、「最初は1人で娘の行方を捜していたが、2年前からボランティアの人たちが一緒に探してくれるようになった」と話す。2011年の津波で、彼は父、妻、娘の3人を失った。

放射能の影響を考慮し、木村さんと捜索に協力する人たちは1年に30回しか帰宅困難区域で捜索できない。1回の時間は5時間。これまでに木村さんは娘の制服を見つけ、捜索を続ける自信を固めた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月21日

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