定年後の日本のエリート、中国で再就職先を見つける

定年後の日本のエリート、中国で再就職先を見つける。

タグ: 定年退職年齢,給料

発信時間: 2016-12-19 15:44:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

平均寿命が80歳を超える日本での定年退職年齢の下限は60歳である。日本の『高齢者雇用安定法』は、「定年を迎えた社員が希望すれば、企業は65歳まで継続雇用する義務がある」としている。しかし、日本の経済界は、これにより企業は「ほかの従業員の給与削減」と「若者採用の減少」の二者択一を迫られていると見ている。

1. 実は、日本の「エリート退職者」は3つ目の道を見出している。それは、中国に行くという道である。

彼らには大きな優位性がある。40年以上の業務経験を持ち、若い頃に黄金時代を経験し、海外研修に派遣され、海外駐在経験がある人も多く、いわゆる日本の「エリートクラス」である。

67歳の森田満さんは、「Hello!」と流暢な英語で記者の電話に出た。彼は現在、士徳古斯工業設計(深セン)有限公司で建築デザイン部長と営業部長を担当。東京工業大学を卒業した森田さんは、建築界大手の鹿島建設株式会社に長期勤務し、1985年から96年までニューヨークとアトランタに派遣され、流暢な英語を身につけた。これは、のちに中国で仕事する際の「大きな武器」となった。

森田さんは、「仕事が大好きで、気がついたら60歳まで続けていた」と話す。2009年、定年退職年齢になった森田さんは会社に残ることを決めた。しかし残念なことに、彼が担当する仕事はどんどん減り、退屈に感じるようになった。2年後、森田さんは「楽しい場所に移ろう」と決心した。

「まさに縁があり、偶然の出来事だった」と、森田さんは中国企業に採用された当時を振り返る。森田さんは、中国企業が定年退職した日本人を募集しているという情報をインターネットで偶然知った。英語で仕事し中国語は必要ないという条件で、大きな魅力を感じ、以前と同じ仕事ができると思ったという。

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