日本の厚生労働省が近く公表する2016年の人口動態統計年間推計で、今年の出生数が98万1000人と推計され、初めて100万人を割り込むことになった。読売新聞が伝えた。
前年の100万5677人から2万人以上減った。出生数が100万人を割り込むのは、統計を取り始めた1899年以降、初めて。少子化に歯止めがかからない状況を浮き彫りにしている。
人口動態統計の年間推計は、出生数や死亡数などについて1−10月の増減率などを基に、11、12月分を予測して算出している。出生数が減少している背景には、第2次ベビーブーム世代(1971−74年生まれ)の女性が40歳代半ばにさしかかったことや、平均的な初婚年齢が上昇していることがある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年12月23日