イギリスの『デイリー・メール』の12月25日の報道によると、東京都在住の女性アーティストAKI INOMATAさんは、3Dプリンタ技術を使い、ヤドカリに透明の「やど」を作った。
駐日フランス大使館があった場所にほかの国の大使館が建てられたことからヒントを得たという彼女は、自身のホームページに「同じ土地で2つの国が平和に入れ変わった。ヤドカリも『やど』を変えてもいいと思う」と記している。彼女はまず、ヤドカリの「やど」を研究し、その結果と自分のアイデアを合わせて3Dプリンタを使い様々な「やど」を作った。賑やかなニューヨークの建物、オランダの風車小屋、バンコクの寺院などのバージョンがある。
彼女は作った「やど」をガラスケースに入れ、ヤドカリに選ばせた。「やど」はすべて透明で、どのように入るかを観察することができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月27日