外交部の華春瑩報道官は28日の定例記者会見で「日本が当時、中国などのアジアの隣国に発動したのは、侵略戦争だ。加害者と被害者間の和解は、加害者側の誠意ある深い反省の上にしか成り立たない。このような和解こそが真実で信頼でき、恒久的で堅固になる」と述べた。
質問:報道によると、日本の安倍晋三首相は本日、米国のオバマ大統領と共に真珠湾を訪問し、演説を行った。演説に謝罪はなかったが、安倍首相は和解の意義を強調した。中国側はこれについて、どのようにコメントするか。
答え:我々は関連報道に留意している。私はまた、フィナンシャル・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナルなどの西側メディアの関連報道と論評に、「誠意」ではなく「巧妙」というキーワードが使用されたことにも留意している。これは問題をよく説明していると思う。
私が強調したいのは、日本が当時、中国などのアジアの隣国に発動したのは、侵略戦争だということだ。加害者と被害者間の和解は、加害者側の誠意ある深い反省の上にしか成り立たない。このような和解こそが真実で信頼でき、恒久的で堅固になる。アジアの被害国にとって、巧妙な芝居を何度打つよりも、一度の深く誠意ある反省の方が未来に有益だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月29日