納豆は中国の豆乳のようなもの
納豆は日本人の朝食の必需品で、中国人が豆乳を飲むように普遍的だ。納豆は中国の発酵豆を起源とする。原材料は大豆で、枯草菌を使い発酵させて作る。納豆ブームは1980年代に始まった。日本の研究者は1986年、納豆に天然の血栓溶解酵素が含まれ、血中脂質を調節し、心血管疾患の発症率を下げることを発見した。
生・蒸す・煮る
中国では調理中に、蒸す、煮る、和えるといった手段により、栄養バランスを整えるよう提案されている。日本人はこれに長けている。日本人はレタス、大根、きゅうりなどにドレッシングをかけ、生で食べることを好む。それから多くの料理は蒸すか煮た後、油を少しだけ加える。こうすれば高温の油が栄養価を損ねることはなく、また油の摂取を減らすことができるので、心血管の健康を促進する。
減塩を推奨
日本政府は1975年より、国民の減塩問題を重視し、一連のキャンペーンを展開した。またWHOの推奨により、日本人は現在、食生活の減塩を重視している。例えば味噌汁を飲みすぎない、ラーメンはスープを残す、炒め物や煮物は最後に食塩を加えるなどだ。こうすることで塩分の摂取量を最大限に減らすことができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月2日