在日米軍の特殊部隊と陸上自衛隊のパラシュート降下部隊が8日、初の離島奪還演習を行った。日本メディアが伝えた。
今回の演習は千葉県の習志野演習場で行われた。在日米軍からは特殊部隊15人が参加。陸自の武装ヘリに乗り、航空から地上に降り立った。
陸自の精鋭部隊である第1空挺団も1000人弱の隊員を派遣し、300メートルの航空を飛行する輸送機から、重装備でパラシュート降下した。
防衛省が発表した情報によると、今回の合同演習は米軍からの要請で実施された。第1空挺団は2000人ほどの規模で、離島奪還を実現する精鋭部隊とされている。
在日米軍特殊部隊が自衛隊との離島奪還合同演習に参加するのは初。これは交戦状態に陥れば、在日米軍が日米安保条約の規定に基づき、自衛隊の離島奪還作戦に参与する可能性を示唆している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月10日