小林製薬の小林章浩社長は大阪市で記者会見し、中国での医薬品の製造、販売に向け、現地製薬会社の買収を検討していることを明らかにした。日本メディアが伝えた。
中国からの訪日観光客に「神薬」として人気の商品を現地でも売り込み、収益を拡大するのが狙い。2019年12月末までの実現を目指す。小林製薬は同期まで、海外事業の売上に占める割合を約4割に高め、270億円に拡大することを目指す。
日本の医薬品は中国人客らの「爆買い」で人気が出た。特に中国のネットメディアが2014年9月に「12の医薬品」を公表すると、販売が大幅に伸びた。うち5種が小林製薬のもの。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月24日