インド通信社「プレス・トラスト・オブ・インディア」は2月5日、格付け機関が発表したレポートを引用しながら、中国系銀行が資産とブランド価値の面で世界のトップとなり、その価値が初めて米系銀行を抜いたと報じた。
ロンドンに拠点を置くブランドファイナンス社が発表した「世界で最も価値のある銀行ブランド トップ500」において、中国工商銀行が478億ドルのブランド価値を持つと評価。世界で最も価値のある銀行になった。ブランド価値は前年比で32%増加した。
同レポートによると、中国資本の銀行のブランド価値は総額2580億ドルでトップ500社の総価値の24%を占める。一方、アメリカ資本の銀行は23%だった。
中国銀行国際金融研究所の主任研究員である周景彤氏は、「中国系銀行のブランド価値の向上は、中国が持続的にグローバル経済に貢献していることと密接な関係がある」と述べた上で、中国資本銀行の国際化もブランド価値の向上につながっていると評している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月8日