在日米海兵隊を統括する第3海兵遠征軍は8日、岩国基地に配備されたF-35戦闘機が今週、沖縄周辺で初めての訓練を始めたと発表した。セキュリティーの問題から、訓練の具体的な日時や場所など詳細は明らかにしないとしている。
今回は定期訓練で、今後も沖縄周辺で普天間飛行場や嘉手納基地を拠点に訓練を実施していくとしている。
海兵隊のF-35Bステルス戦闘機10機が先月日本に到着した。米国が本土以外に、この物議を醸している機種を配備するのはこれが初となった。年内には同機種6機が日本に到着する。岩国基地のF-35Bは計16機になる。
今回の配備は、F/A-18「スーパーホーネット」戦闘機、AV-8「ハリアー」垂直離着陸機の刷新を目的としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年2月10日