日本の市民団体が主催する「重慶大爆撃」写真展が9日、東京で開幕した。写真展は「重慶大爆撃の被害者と連帯する会・東京」及び「重慶大爆撃」民間賠償訴訟日本側弁護士が主催し、1週間開催される。主催側は貴重な歴史的写真、詳細で正確な文字資料を通じて、日本の中国侵略戦争期間に日本軍が重慶及びその周辺地域で無差別爆撃を行った史実を系統立てて展示し、中国侵略日本軍が戦時に犯した途方もない大罪を暴き出している。人民日報が伝えた。
日本の中国侵略戦争時、中国侵略日本軍は中国の戦時首都であった重慶及びその周辺地域に対して長期間、大規模の無差別爆撃を行い、3万人余りの直接死傷、6600人余りの間接死傷をもたらした。歴史学界はこの出来事を「重慶大爆撃」と呼んでいる。
展示写真は当時の重慶及びその周辺地域が空襲に遭った後、都市が壊滅し、住民が流浪する悲惨な状況をありのままに記録している。日本のカメラマン、鈴木賢士氏が撮影した被害者の証言映像も会場で繰り返し放映されている。被害者の血涙の訴えは、現場の日本国民に戦争の残酷さをはっきりと感じさせる。