日本メディアの報道によると、日本の安倍晋三首相は今月22日、カナダのジャスティン・トルドー首相と電話協議を行った。
カナダも参加している環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をめぐり両者は、米国離脱後の対応策について意見を交換し、メンバー国間で意思疎通を図りながら、自由貿易システムを推進することを確認した。
貿易問題について安倍首相は先日の訪米に触れ、自由で公正な貿易のルールに基づいて日米両国及び地域における経済関係を強化していくことでトランプ米大統領と一致したことを伝えた。一方のトルドー首相も、13日のトランプ大統領との会談内容を説明した。
トランプ大統領は、カナダ、メキシコと結ぶ北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を求め、内容を大幅に見直す意向を示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年2月23日