米日が東中国海で「異例」の軍事演習 狙いは中朝か

米日が東中国海で「異例」の軍事演習 狙いは中朝か。 日本海上自衛隊の護衛艦数隻と「カール・ヴィンソン」空母打撃群は、7日より4日間に渡り、韓国の海域で米韓合同演習に参加した。日本メディアはこの一時的な合同演習を誇張し、米国の力を借り中国に対抗する姿勢を示した…

タグ: 海上自衛隊 護衛艦 右翼 演習

発信時間: 2017-03-13 15:57:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

日本海上自衛隊の護衛艦数隻と「カール・ヴィンソン」空母打撃群は、7日より4日間に渡り、韓国の海域で米韓合同演習に参加した。日本メディアはこの一時的な合同演習を誇張し、米国の力を借り中国に対抗する姿勢を示した。

米日がグアム島沖で同時に終えた、潜水艦が参加する合同演習や、米西海岸で「離島奪還」をテーマに実施された「アイアン・フィスト」と同様、日本の艦艇は今回も中国を念頭に置き、米空母の後ろに従い東中国海で小賢しい真似をした。

共同通信は10日、同日終了した日米の「秘密」の合同演習について「海上自衛隊が米空母カール・ヴィンソンと演習を行うのは極めて異例で、弾道ミサイルの発射を続ける朝鮮、海上活動を強化している中国をけん制する狙いがあったとみられる」と推測した。

イタルタス通信は10日「カール・ヴィンソン空母打撃群と海上自衛隊は7日より、東中国海で合同演習を実施していたが、今日になりこの情報をようやく発表した。この異例の演習は、同地域で中国が軍事活動を強化し、朝鮮半島が緊張化するなか行われた。陸上自衛隊と海兵隊も10日、合同訓練を行った」と分析した。

海軍軍事学術研究所の張軍社研究員は、環球時報に対して「米日は近年、西太平洋での軍事演習の規模を絶えず拡大し、頻繁に実施することで、地域の軍事化を強めているが、規模も回数も大きく劣る中国に常に目を向け、恐喝している。日米が今回行った、コードネームなどの情報を事前に発表しなかった海上軍事演習は一時的なものであり、米国側はほとんど取り上げようとしていないが、日本の一部メディアは異例と誇張している。日本の右翼メディアは中国海軍・空軍の正常な訓練を、日米の演習と無理に結びつけている。これは虎の威を借る狐だが、米国の空母により中国を脅かす目的が実現されることはない」と指摘した。

「米日の軍事演習はたちまち決定したが、それぞれの狙いがある。米国は日本が地域安全でより大きな力を発揮し、責任を担うことで、自国の負担を減らそうとしている。日本はこれにより作戦能力と軍事能力を強化しようとしている。日本は米国の手先に甘んじ、米国の覇権のために貢献しているが、その一方で意図的に情報を誇張し、米国を抱き込み中国に対抗しようとしている」。

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