準空母で南中国海を航行、米国よりも沈静化を恐れる日本

準空母で南中国海を航行、米国よりも沈静化を恐れる日本。 まずは大々的な航行により、日本の「政治大国」、海洋大国としての地位を高める。海洋資源空間と海上交通ラインの安全を守り、これを拡張し、日本のシーパワーの発展と運用を強化する…

タグ: いずも 準空母 南中国海 平和主義

発信時間: 2017-03-15 16:49:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:いずも

ロイター通信の13日の報道によると、いずもは5月より南中国海を3カ月間航行する。これは戦後日本の同地域における、最大規模のシーパワーのアピールになる。日本がこれほど大々的に、大規模かつ長時間の活動を行うことには、どのような意図があるのだろうか。中国南海研究院北京分院の羅亮・研究員補佐は、この問題について次のように分析した。

日本は南中国海が沈静化する大きな流れを直視しようとしておらず、米国よりも南中国海問題の沈静化を恐れている。

王毅外交部長は第12期全人代第5回会議の記者会見で「南中国海は現在、沈静化に向かっている。誰かが風を起こし波を立て、再び事を構えようとしても人心を得ることがないばかりか、地域諸国から反発を受けるだろう。我々はようやく手にした安定情勢が、再び干渉され破壊されることを絶対に認めない」と述べた。ASEAN諸国が中国と共に「デュアル・トラック方針」による南中国海問題の解決に力を入れ、「南中国海行為準則」をめぐる交渉を積極的に推進するなか、日本が悪事のために奔走し、南中国海を中国に圧力をかけるカードとして放そうとしていない。これには2つの目的がある。

まずは大々的な航行により、日本の「政治大国」、海洋大国としての地位を高める。海洋資源空間と海上交通ラインの安全を守り、これを拡張し、日本のシーパワーの発展と運用を強化する。

さらに中国の近年の東中国海における主張と主権保護活動を認めようとせず、これにより東中国海の圧力を和らげようとしていることが分かる。中国外交部の陸慷報道官は、日本の南中国海の航行について、諦め切れないことほど哀れなことはないと一言で言い当てた。

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