準空母で南中国海を航行、米国よりも沈静化を恐れる日本

準空母で南中国海を航行、米国よりも沈静化を恐れる日本。 まずは大々的な航行により、日本の「政治大国」、海洋大国としての地位を高める。海洋資源空間と海上交通ラインの安全を守り、これを拡張し、日本のシーパワーの発展と運用を強化する…

タグ: いずも 準空母 南中国海 平和主義

発信時間: 2017-03-15 16:49:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

安倍首相は就任後、いわゆる「積極的平和主義」を推進し、憲法の制約を破り、自衛隊の規制緩和に取り組み、自衛隊の活動の権限と範囲を拡大しようとしている。いずもは戦後日本が建造した最大の戦艦で、一連の指標は実戦向きの空母に近く、海外に侵攻する能力を持つ。これは真の意義での「護衛艦」ではない。今回の活動では海外に兵力を投入することが可能であり、戦後日本の同地域における最大級のシーパワーのアピールとされている。これはまた日本が軍事台頭の道で、「正常な国」に向かうための重要な一歩でもある。

日本はあれこれと策を練り、時期的な隙を突いた。中国は今年5月に北京で、「一帯一路」国際協力ハイレベルフォーラムを開く。中国は今年の最も重要なホスト国外交活動で、昨年のG20の成功に続き世界から再び注目を集める。日本はこの時期に南中国海で事を構え、南中国海周辺諸国と国際協力を展開しようとしている。これにより国際メディアの注目をそらし、フォーラムの影響力を弱め、日本の東南アジアおよびアジアにおける影響力をアピールする狙いがある。

日本の軍艦による南中国海の航行は、中日関係をさらに悪化させるだけだ。我々は日本の行為に対して、南中国海方面で力強く反撃を続け、東中国海方面でさらに一歩進む必要がある。日本は東南アジアで長年に渡り事業展開しており、その基礎を侮ることはできない。いずもがフィリピンから招待され、スービックに寄港することについて、我々は地域諸国間の正常な防衛協力を尊重・理解する。ドゥテルテ大統領はいずもに乗艦するかについて「時間があれば(行く)」と答え、短い言葉で意を尽くした。これは中国人がよく口にする「今度時間があれば食事でも」と同じだ。

今年は中日国交成功化45周年で、来年は中日平和友好条約締結40周年だ。両国関係は重要な歴史の節目を迎えている。日本はこの時期に中国と向き合い、チャンスをつかみ、実際の行動により中日の4つの政治文書と4つの原則的共通認識を守り、両国関係の積極的な面を拡大するため努力しようとしていない。消極的な面を拡大し、南中国海で事を構え「海外派兵」し、堂々と歴史に逆行しようとしている。日本は大きな代価を支払うことになるだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月15日

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