日英が次世代ステルス機を共同開発へ、ミサイル開発は完了

日英が次世代ステルス機を共同開発へ、ミサイル開発は完了。

タグ: 日本,英国,ステルス機

発信時間: 2017-03-17 14:52:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本と英国は歩み寄りを続け、合同演習を行い、次世代空対空ミサイルを共同開発している。両国はさらに、ステルス戦闘機の共同開発を計画しており、今秋にも正式に手を結ぶ見通しだ。日本メディアによると、日本が米国以外の国とステルス機を共同開発するのは、これが始めてだ。

16日付日本経済新聞によると、日本の防衛装備庁は来年中に、次期主力戦闘機(FX)を国産するか国際共同開発するかを判断する。日本はステルス関連技術を生かし、既に国産実証機「X-2」を開発し、実証試験を進めていた。防衛省の関係者によると、X-2が昨年初飛行に成功すると、英国がタイフーン戦闘機を日本に派遣し、自衛隊と合同演習を行った。さらに日本のステルス・レーダー技術に関心を示している。両国は次期戦闘機の性能は非常に重要と考えており、それぞれ米国からF-35ステルス戦闘機を輸入しているが、ステルス戦闘機のコア技術を独自に把握しようとしている。日英は2014年より空対空ミサイルの共同研究を開始した。このような協力の経験は、両国のステルス機共同開発に向け基礎を固めている。

報道によると、日英両国はすでに新型空対空ミサイルの研究を終えている。産経新聞によると、日本政府は今年1月、日英の高い技術の組み合わせで世界最高水準のミサイルを開発できるとの報告書をまとめた。そのベースとなるのは、欧州6カ国が共同開発した空対空ミサイル「ミーティア」で、日本が開発するAAM4ミサイル技術とマッチする。前者は高速を維持するエンジンが特長で、射程の長さは同じ種類のミサイルの中で随一とされるが、目標への誘導能力は高くない。後者は先進的なレーダーを備え、目標の探知・追尾能力に優れている。両者は技術の相互補完により、ミサイルの性能を世界最高水準にできる。航空自衛隊が調達する米国のF-35ステルス戦闘機42機は、将来的にこの新型ミサイルを搭載する。英国のF-35戦闘機も、同じく同ミサイルを搭載できる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月17日

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